今日、「少子高齢化」や「超高齢化社会」という単語が、盛んに聞こえてくる現在の日本では、多くの時間を過ごすことになる自宅のバリアフリー化が少しずつですが注目されるようになってきています。
バリアフリーと聞けば、公共交通機関や大手宿泊施設など、たくさんの人が利用する場所で、誰もが快適に移動できるようにと考えて行われる工夫のことです。

不特定多数の人が使用する施設であれば、今の時代バリアフリー化が必要だと言われるのは当たり前と考えられますが、自宅になると「本当に必要かな？」「まだまだ先の話だから！」と考えてしまう方も少なくないかと思います。

現在も親世代と一緒に暮らしているような二世帯で住まれてるご家庭であれば、最初からバリアフリーに注目するのは理解できますが、高齢者と一緒に住んでいるわけではないというご家庭なら、家を建てる時にバリアフリーのことなんか考えていない…という方も多いことでしょう。
しかし、家というものは、そこで何十年も過ごしていくことが予想されますので、自分たちが年を取った時のことも考えて当初から建てておくのがオススメです。

特に最近の住宅は、きちんと手入れさえしていれば、本当に長持ちしますし、何も考えないで建ててしまうと、将来多額のコストをかけてリフォームしなくてはいけなくなるかもです。

そこで介護事業所を運営している当社ならではの、将来の事を見据えた後々、お金をかける必要の無いエコノミカルなバリアフリー住宅の基礎知識や、実際にバリアフリーに注目して家を建てる時のメリットと注意点をご紹介していきます。